知らない人はフェンシングがわかる。
好きな人はもっと好きになる。
フェンシングの魅力に
ふれる情報サイトです。

日本フェンシングのあゆみ

日本におけるフェンシングは、陸軍戸山学校でフランス人教官によって片手軍刀術として伝えられました。

スポーツとしてのフェンシングは、フランス留学から帰国した岩倉具清が、慶應義塾大学・法政大学などの学生に教えることから始まりました。

東京オリンピックで男子フルーレ団体が4位入賞。
1952年のオリンピック初参加以降、過去最高の成績を収めます。
「オリンピックでメダル獲得を」が日本フェンシング界の悲願となりました。

日本フェンシング協会あげての強化が実り、
女子フルーレ団体が世界選手権で日本初のメダル(銅メダル)を獲得。
国際大会で上位の成績を収めるレベルに至ります。

北京オリンピック男子フルーレ個人で、太田雄貴選手が銀メダルを獲得。
ついに、日本フェンシング界初のオリンピックメダリストが誕生。

世界選手権大会にて、男子フルーレ団体が銅メダルを獲得。

ロンドンオリンピックにて、男子フルーレ団体が銀メダルを獲得。

世界選手権にて、太田雄貴選手が金メダルを獲得。
日本人初の世界大会優勝を達成。

女子フルーレ・上野優佳選手、ユースオリンピック競技大会でフェンシング史上初の個人戦金メダルを獲得。
さらに世界選手権のジュニア・カデの2部門で優勝、3冠の快挙達成。

男子エペ・見延和靖選手、世界ランキング1位でシーズンを終了。

会長メッセージ

この度、日本フェンシング協会の会長に就任致しました武井壮と申します。


太田雄貴前会長よりフェンシング界をリードしてもらえないか、とのお話を頂き、「フェンシング経験の無い私でいいのか?またスポーツに対する私の向き合い方が選手の皆様の幸福につながるのだろうか?」など様々な事柄を深く考察しました。そして、前会長との話し合いを重ね、一部の選手の皆様とも話し合いを進めることで、「私のこれまでの経験がフェンシング界の一助となるのか?また選手の皆様の自己実現を支える力となるのか?」を考え尽くした結果、微力ながら、歴史あるフェンシング界に新しい風を送り込む決意のもと、会長職をお引き受けさせて頂きました。


会長として、協会を運営するに当たっては、次の事柄を中心に据えて尽力させて頂きたく存じます。


(1)フェンシングというスポーツを誰もが親和性を持って観戦、またプレーできる国民的なメジャースポーツへと昇華させること

(2)トップフェンサーの幅広い社会的認知の獲得による地位向上、また生活水準の引き上げ

(3)スポンサーからの収入のみに頼らない、自立した経済基盤を確立し、広告効果を持つ競技へと成長させ、スポンサーメリットを最大化すること


以上の事柄を達成する事で、選手の皆様がフェンシングを通して各々の人生で精神的、経済的、社会的な幸福を獲得できるよう、尽力して参りたいと思います。当協会をこれまで運営してこられた前会長をはじめとする前任理事の方々の意志を引き継ぎつつ、正会員の皆様、登録会員の皆様等フェンシングを愛する皆様と共に「フェンシング新時代」を創出すべく協会運営を推し進めていきたいと思っております。


外部からの登用となりますが、日々フェンシングへの理解と愛情を深め、全国のフェンサー、そしてそれを支える多くの皆様が、より夢中になれる、そして新たなフェンシング愛好家が多く生まれる事に全力を尽くします。


関係者の皆様、今後ともご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

公益社団法人 日本フェンシング協会

会長 武井 壮